【映画】Kick Ass [2010]

2014年01月31日 13:05

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ヒーローもののコミック好きの冴えない学生生活を送る主人公は、ついに自分でスーツを作ってスーパーヒーローになろうとします。もちろん何のスーパーパワーも持ってない上に、バッドマンのように財力や身体能力、軍事能力に優れるわけでも無い彼はあっさり暴漢にボコボコにされるんですが、その後もヒーロー活動を続けるうちにネットで話題になり、いずれクロエ・モレッツ演じるヒット・ガールとその父ビッグ・ダディーに出会い望まぬうちに手に余る事件に巻き込まれていくことになります。

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物語全般を通してヒーロー映画やアメコミネタが散りばめられている本作ですが、スパイダーマンとバッドマンは特にフィーチャーされていると思いました。アメコミについての知識が豊富な人は随所に見られるネタだけでかなり楽しめるんじゃないかと思います。

クロエ・モレッツにしても主人公役のアーロン・ジョンソンにしても当時はそこまで有名ではなく、演技的にも荒削りな部分は多く見られたんですが、なんと言っても全体を通してビッグ・ダディー役のニコラス・ケイジがどっしりと構えてその他の俳優の演技まで見事に調和させていました。

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ギャグ要素満載のこの映画ですが、アンチヒーロー要素とヒーロー要素、アメリカ映画特有の謎の恋愛要素、センス抜群の選曲、それらが混ざりあってエンディングに昇華されていく過程は実に見事で、テンポもよく、ヒーロー映画として観てもここ数年のビッグタイトルのどれにも負けず劣らずという感じです。


実はこの映画観るのは二回目なんですが、今回はじめて気付いたことがあります(少しネタバレがあるので読みたい人だけ下の部分を反転させてください)。

なんと重要シーンで「夕日のガンマン」のテーマ曲が流れるんです。前回気付かなかったのはそもそも私が「夕日のガンマン」のテーマ曲を知らなかったからでしょう。前にエクスペンタブルズを観てこの曲を知ったので、今回はすぐ気付きました。

とにかく、アメコミやヒーロー映画好きにとっては憎い演出が随所に散りばめられているので、そこに注目しながら観るのも楽しみ方の1つだと思います。今日の日記で書いた"Fuxx this shit! I'm getting BAZOOKA! " のシーンも見どころの1つです。すぐわかると思うので注目してみてください。

何度観ても笑えるおすすめの映画!

 

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