【書評】How to Win Friends and Influence People Part.2

2014年01月29日 18:16

SIX WAYS TO MAKE PEOPLE LIKE YOU
Principle 1—Become genuinely interested in other people.
Principle 2—Smile.
Principle 3—Remember that a person’s name is to that person the sweetest and most important sound in any language.
Principle 4—Be a good listener. Encourage others to talk about themselves.
Principle 5—Talk in terms of the other person’s interests.
Principle 6—Make the other person feel important—and do it sincerely.

第二章を読み終わりました。「人に好かれる6つの方法」でしょうか。結構当たり前のことばかり書いてありました。出てきたエピソードは少し時代背景が古すぎてあまり共感できるものは無かったんですが、いくつか気になったフレーズを取り上げてみます。(訳は適当なのであまりあてにしないでくださいw)


If we want to make friends, let’s put ourselves out to do things for other people—things that require time, energy, unselfishness and thoughtfulness.

もし、友達を作りたいのであれば、私達は他人の為に動く努力をしなければならない。つまり、他人の為に時間や労力を惜しまずに、利己的にならずに思いやりを持って動かなければならない。



うーん。これがなかなか難しいんですよね。なんだかんだで人間には「認めてもらいたい」とかいった根源的欲求があるんじゃないか、と私は思うんです。「利己的にならずに思いやりを持って他人の為に動く」なんてことが果たして本当に可能なのか。これが理想的なことはわかりすぎるほどに分かってはいるんですけどね。実際そのように動いてみて、完全に裏切られて実害を被ることって無くは無いでしょう。そんな時果たして正常でいられますかね。

これが理想的であるのはわかりますが今すぐ実践できる気はしなかったですね。疑問が残ったという点で印象に残ったフレーズです。

これよりは次の文章の方が教訓としては自分に馴染みました。


Do not fear being misunderstood and do not waste a minute thinking about your enemies. Try to fix firmly in your mind what you would like to do; and then, without veering off direction, you will move straight to the goal. Keep your mind on the great and splendid things you would like to do, and then, as the days go gliding away, you will find yourself unconsciously seizing upon the opportunities that are required for the fulfillment of your desire, just as the coral insect takes from the running tide the element it needs. Picture in your mind the able, earnest, useful person you desire to be, and the thought you hold is hourly transforming you into that particular individual.. .

他人に理解してもらえないことを恐れたり、嫌いな相手についてあれこれ考えるなどということに時間を浪費することはやめなさい。心の中にあなたが真にやりたいことをしっかりと留め置きなさい。そしてあっちへ行ったりこっちへ行ったりするのではなく、まっすぐに自分の目標に向かって邁進しなさい。意識を自分の夢や目標に向け続けて過ごしていれば、知らず知らずのうちに念願を達成する機会は手に握られているものです。それはあたかも珊瑚にとりつく虫達が潮流から自然と養分を吸収するようなものです。有能で誠実で人の役に立つ人物になりたいと心に強く思い描きなさい。その強い思いが時を経てあなたを特別な一人の人間に羽化させてくれるでしょう。



訳はまあこんな感じじゃないですかねぇ(適当)

特に「敵についてあれこれ考えるのはやめなさい」という部分は本当にそのとおりだと思います。心をすり減らすばかりで何も解決しないし、悪い方向にしか向かわないですからね。そんなことより生産的なことを考え動くということは、日々を過ごす上で大事だと思います。


Little phrases such as “I’m sorry to trouble you,” “Would you be so kind as to----? “ “Won’t you please?” “ Would you mind?” “Thank you”—little courtesies like these oil the cogs of the monotonous grind of everyday life—and, incidentally, they are the hallmark of good breeding.

ちょっとしたことであっても、「お手間を取らせて申し訳ありません。」と労いの言葉をかけたり、「もしよろしければ~」といったふうに丁寧に頼んだり、「ありがとう」の一言を忘れない。こういったささやかな礼儀正しさが、単調な日々や乾いた人間関係に油を差してくれるのです。またあなたの教養の高さをも示してくれることでしょう。



ちょっとめんどくなってきたので適当に意訳しすぎましたが、ニュアンスは合ってるとは思います。

ちょっとしたことでお礼を言われても、人間やっぱり嬉しく思うものです。


“Talk to people about themselves,” said Disraeli, one of the shrewdest men who ever ruled the British Empire. “Talk to people about themselves and they will listen for hours .”

相手のことを話題にしなさい、そうすれば相手は何時間でもあなたの話を聞いてくれるでしょう。



至言ですね。ディズレーリは色んな名言を残してますよね。「ディズレーリ 名言」と検索したらたくさん出てくるはずです。
ついつい自分のことばかり話してしまうんですよね。こういうのは気をつけていないと出てしまう。


この本も残り半分切りました。明日には読み終わるかな?

実はしっかりと洋書を通して読み切るのって初めてかもしれません(初学者用の薄い本は読んだことありますが)。読んでて思ったことですが、訳すとダメですね。読んでる間は訳さずに英語だけを吸収するように読んだ方がかえって頭に入るような気がしました。

 

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