ちょっと~してくるよ
日常生活で「ちょっと~してくるよ」とか「今から~する」、「今~する。」のような表現は多いと思います。
多いどころか、生活していく上でこの手の表現はもしかしたら一番多いかもしれないぐらいです。にも関わらず、中学、高校でこういった表現を英語の授業で習ったことってありますか?
思い返してみると、あんまり無いです。
結論から言うと、これらは全部現在進行形で表せます。真面目に中高の英語教育を受けてきた人は「現在進行形は確定した未来を表すことにも使える」というようなフレーズに教師もしくは参考書で出会ったことがあると思います。大抵の場合「○○は来週・・・行きます」みたいな文章が例文として挙げられるんですが、この表現はもっと幅が広いようですね。
以下、ネイティブの視点とかではなく、英語が全然得意ではない人間の立場で実際の場面を想定して、最低限持っている知識で喋るというスタンスで書きます。
例えば、友達と一緒に大学にいるときに「ちょっと購買行こうぜ」みたいなこと(実際完全には聞き取れないが、かろうじて購買に行くことは分かった)を友達に言われたとしましょう。たまたまあなたはかばんに財布を入れていて手元になくてすぐに行くことが出来ない。となると財布を取ってきたいと思うはずなので、とりあえず"Wait for a minute, plz." とでも言って待ってもらうことになるでしょうか。 for a minute が出てこなければ" Wait plz. "とか" Wait!" でも待ってもらいたいことは分かってもらえるでしょう。
問題は財布を取ってきたいということをどのように表現するかですが。悪しき日本の英語教育のせいで
「持ってくる=bring 」という謎のすり込みが我々には存在します。実はこんなときに使えるのが現在進行形で "Wait one sec please. I'm just getting my wallet." でほぼ言いたいことを表せると思います。
実際こういった表現で現在進行形を使う人はほんとに多いです。ネトゲしててチームメイトが "I'm going. " "I'm covering." と言ってくることは多いし、あまりに糞ゲーすぎて「もう抜けるわ」みたいな表現は "OK. I'm leaving." と奴らは言います。
わかりやすく?ネトゲで例えましたが、実際の生活でもよく使うんじゃないですかね。映画観てても日常生活でこういう表現はしばしば出てきます。
例えば、敵との戦闘で押されていて「っべwwwちょいバズーカ取ってくるわwwwwwww」と言いたい時
"Fuxx this shit! I'm getting BAZOOKA! " でOKです。
実はこれ、今朝みた「キック・アス」で出てきた表現です。あとでキック・アスのレビュー書きますね
それにしても。なんで、こんな日常かなり使う頻度の多い表現は学校では全然教えてくれないのに、分詞構文やら比例構文みたいな使いドコロのよくわからん表現ばっかりやたら教えられるんですかね。どこで役に立つんだそれ。
修造の「もっと大きな声で」ってやつあるじゃないですか。あんなの "Louder! " の一語で片付くのに、きっと学校の英語の小テストで
「もっと大きな声で」を日本語に訳しなさい。という問題があったら正解にならないんでしょうね。。。。